消化器内科
当科の特長

消化管の疾患では胃癌、大腸癌、胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸ポリープ、肝臓の疾患では肝癌、肝硬変、急性・慢性肝炎、膵臓の疾患では膵臓癌、膵嚢胞、急性・慢性膵炎、胆嚢に疾患では胆嚢癌、胆石症、胆嚢炎、胆嚢ポリープなど様々な病気を治療しています。

外来

平日の午前・午後開いています。消化管疾患の定期診察、また急な腹痛など消化器症状を有する患者さんの診察をしています。
外来での抗がん剤治療は3階の化学療法室で行っています。

病棟

急性期は3階にある消化器内科・消化器外科合同病棟で、慢性の患者さんは4階にある地域包括ケア病棟に入院して頂いています。

内視鏡センター

胃カメラや大腸カメラ検査はもとより、超音波内視鏡(EUS)、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)で胆膵疾患の診断や治療も行っています。またカプセル内視鏡やバルーン内視鏡を用いて小腸病変に対し検査や治療を行うこともできます。早期胃癌、大腸癌に対して低侵襲である内視鏡的粘膜剥離術(ESD)、緊急の吐血、下血といった消化管出血に対し内視鏡を用いた止血術もしています。

医師紹介
院長
三浦 洋輔
出身・専門等
  • 福島医大H9卒
  • 北大大学院H17卒
  • 日本消化器内視鏡学会指導医・専門医
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本消化器病学会指導医・専門医
  • 日本肝臓学会肝臓専門医
医長
佐々木 耕
出身・専門等
  • 久留米大H31卒
  • 日本内科学会総合内科専門医
主な治療対象
分類 疾患名
消化器系の疾患
  • 消化管(食道癌、胃癌、大腸癌、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病など)
  • 肝臓(急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓癌)
  • 膵臓(急性膵炎、慢性膵炎、膵臓癌、膵臓嚢胞)
  • 胆嚢(胆石、胆嚢炎、胆嚢癌、胆嚢ポリープなど)

治療実績
内視鏡総件数
2023年度 2024年度
内視鏡総数 6064 6522
上部消化管内視鏡 2484 2567
下部消化管内視鏡 2563 2752
経鼻内視鏡 580 361
緊急内視鏡検査(止血術含む) 286 136
内視鏡的異物除去 23 19
上部消化管 EUS 99 100
上部消化管 ESD 38 69
下部 EMR 556 668
ERCP 8 252
EBD・ENBD 57 61
EST and / or 破砕術 117 114
EPD 59 69
PEG 6 6
小腸内視鏡 7 7
小腸カプセル内視鏡 15 8

2023年度 2022年度
①上部治療件数 154 245
②下部治療件数 654 839
③胆膵治療内視鏡件数 257 183
④その他治療内視鏡件数 38 26
合計 1103 1293

①上部治療内容内訳:(上部緊急止血、上部EMR、EVL、EIS、上部異物除去、食道ESD)

②下部治療内容内訳:(下部緊急止血、下部EMR、下部異物除去、捻転整復、大腸ESD)

③胆膵治療内容内訳:(EST、砕石術、採石術、EBD、EPD、内視鏡的膵石採石、胆管EMS、経鼻ドレナージENBD/ENPD、EPLBD)

④その他内視鏡治療内訳:(食道EMS、胃十二指腸EMS、大腸EMS、胃十二指腸バルーン拡張術、術後狭窄バルーン拡張術、小腸スコープ/止血術)