:パイロットスタディ
この研究は、造影CT検査の説明にAIを活用し、患者に正確で適切な情報を提供して、より安全で質の高い意思決定支援ができるかどうかを検証することを目的としています。具体的には、AIを用いた説明が看護師による説明と比較して、患者の意思決定支援において遜色がないかを確認することを目指しています。意思決定支援とは、患者が健康に関する決定を下す際に、選択肢とそれに関連する利益・有害性をエビデンスに基づいて提供し、決定を明確にする介入を指します。本研究では、検査に関する情報提供と患者の同意取得を通じて、患者の意思決定を支援することを目指します。AIを活用した検査説明と意思決定支援に関する研究は少ないため、これを検証することは看護研究として大きな意義があります。
① 研究対象:当院にて2025年6月~2025年8月までに造影剤CT検査を受けられる方
② 研究期間:倫理審査委員会承認後~2025年8月
③ 研究方法:この研究に参加協力の同意が得られた研究協力者を,無作為にAI説明群と看護師説明群の2群に割り付け,AI説明群と看護師説明群による意思決定支援に差がないことを検証します。
年齢、性別、通院歴、病歴、アレルギーの有無 等
※患者さんの氏名など、本人を特定出来る一切の個人情報は調査対象ではなく、個人情報は保守されます。
臨床研究等提出・公開システム(JRCT Clinical Trial Information Management System CTIMS:JRCT,https://jrct.mhlw.go.jp/)に登録します。また、研究内容は学会発表や学術論文の形で公表する予定です。
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんにご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2026年9月30日までに下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
【照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先】 | |
TEL:0123-36-7555(内線7188) | Mail:anzenkanri@megumino.or.jp |
研究責任者:北海道医療大学大学院 看護福祉学研究科 高度実践看護学専攻 嶋貫祐子 |